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事件災害

有珠山噴火 翌年にかけて活発な活動を見せ、泥流も発生して死者・行方不明者3人

1977年 | 事件災害

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1977年噴火の噴煙の様子


1977年8月6日、有珠山周辺で体に感じる地震が頻発。7日午前9時過ぎに山頂で噴火し、噴煙は上空およそ1万2千メートルに達した。降灰は札幌市でも確認された。新しい溶岩ドームができ、有珠新山と名付けられた。洞爺湖温泉街は40日余りで再開したが、その後再び噴火活動が活発化し、78年10月24日の雨で山麓の広い範囲で泥流が発生。親子2人が死亡、小学生一人が行方不明となった。

8月8日付夕刊紙面には『雷のような地響き、稲妻そして吹雪のように降りそそぐ火山灰』と記し、灰が降り積もって白っぽくなった伊達市の街並みや屋根から配を落とす住民の写真を掲載した。また地元では『昭和新山火祭り』と重なり8000人の宿泊客でにぎわっていた洞爺湖温泉街が大混乱に陥った、と伝えている。噴火活動は翌年も続き、1978年10月には雨による泥流で2人が死亡、1人が行方不明となった。(ここまで記事)

有珠山は、前回噴火した2000年までに、おおよそ20年から30年の周期で、計9回の噴火を繰り返しています。1977年から 1978年にかけては 約32時間 の 山頂噴火となりました。さらに雨が降ったことにもよる泥流で死者・行方不明者3人という被害が出ています。有珠山は噴火の前兆が観測でき、2000年噴火で、有珠山周辺地域の住民が噴火前に全員無事に避難できたのは地震などから噴火を予測できたためです。しかし、正確な時期は難しく、普段から備えておくことも大切です。

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